コーヒーとの出会い
僕は、コーヒーが好きだ。
味わうのも好きだし、淹れる事も好き。
朝のゆったりした時間に、自分で淹れたコーヒーを飲んで、ほっと一息。
昼食後の休憩にもほっと一息。
夜のリラックスタイムでもほっと一息。
ほっと一息してばかりではあるが、コーヒーは、僕の日常に無くてはならないものになっている。
最初から、こんなにもコーヒーが好きだった訳ではない。
確かに、喫茶店等に行き、コーヒーを楽しむ事は度々あった。
しかし、自分でハンドドリップで淹れたり、コーヒーの種類や味までにこだわる事はなかった。
僕が、こんなにもコーヒーの魅力に取りつかれたのは、ある本との出会いがあったからだ。
ある日、読書が好きな僕は、週末に本屋へ立ち寄っていた。
本屋に来た目的は、自分が自分らしく生きる為にはどうしたら良いか等と言った本を探しに来ていたと思う。確か(笑)
本屋を1周し、思った様な本が見つからず、もう1週してから帰ろうと思い、本棚に目を配ると、ある本に目が留まった。
それは、コーヒーに関する本だった。
今回、本屋に来た目的とは全く関係のない本だったが、何故か興味を惹かれ、
手に取っていた。
本を開き、おもむろに読み始める。
読むのが止まらない。
もっと知りたい。
数分後、僕は、今日探しに来た本とは、全く関係のない本を購入していた。
本来の目的は、忘れていた(笑)
帰宅後、早速に本をカバンから取り出し、ノートを取りながら読み始める。
そこには、僕の知らなかったコーヒーの魅力が沢山詰め込まれていた。
すごく引き込まれていた事を今でも覚えている。
1週間かけてその本を読破し終わった。
コーヒーに対する認識が変わっていた。心が躍るようだった。
僕は、自分でコーヒーを淹れたいと思い、すぐさまにコーヒーをハンドドリップで淹れる為の器具をネットで探して購入した。
そこから、自分でコーヒーを淹れる日々は始まった。
僕とコーヒーの出会いはこんな感じである。